クーリングオフってどんな制度?なんのためにあるの?

クーリングオフってどんな制度?なんのためにあるの?

『クーリングオフ』は、消費者を守るために作られた制度で、契約した後頭を冷やして(Cooling Off クーリング・オフ)冷静に契約内容について考え直す機会を消費者に与え、定められた期間内であれば、無条件で一度結んだ契約を解除することができるという、特別な制度です。

 

通常、一度契約が成立した場合、契約を結んだ両者(サービスを提供する方、サービスを受ける方どちらもです)がお互いにこの契約を守るというのが原則となっていますが、この原則に例外を設け、特定の取引の特定の条件下であれば、クーリングオフというこの制度を使って、例外的に契約を一方的に解除することができるようになっています。

 

この制度は、不意打ち的な勧誘で冷静に判断できないまま契約をしてしまいがちな販売取引に対して、消費者を守るために作られた制度です。そのため、自分から買うものを決め、購入しに行くという通常の販売形態に対する購入の場合はこの制度は適用されません。クーリングオフ制度が利用できる取引は、特定商取引では以下の通りと定められています。

 

 訪問販売 電話勧誘販売 連鎖販売取引 特定継続的役務提供

 

 業務提供誘引販売取引 訪問購入

 

 

このうち、エステティックサロンや脱毛サロンでの契約は、特定継続的役務提供に当たりますので、クーリングオフが利用できる契約ということになるのです。

 

クーリングオフできる契約ってどんな契約内容のもの?

特定商取引で定められている、クーリングオフ制度の対象となる特定継続的役務提供は、期間と金額が定められています。

 

脱毛や痩身などのエスティックサロンとの契約は、
 期間が1ヶ月を超えるもの、金額が5万円を超えるもの
と規定があります。この規定に該当する契約であれば、店舗で契約の書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリングオフすることができます。

 

クーリングオフはいつ、どうやってすればいいの?

クーリングオフができるのは、法律で定められた事項が記載された契約書面(この書面のことを法定書面といいます)を受け取った日を1日目として数え、8日間となっています。

 

クーリングオフは書面で行うことになっています。ハガキなどに契約を解除することを通知する文章を書き、控えをとり(書面の両面をコピーしておきます)、記録の残る方法で送ります。特定記録郵便や簡易書留などを利用するといいでしょう。契約のときにクレジット契約で契約した場合はクレジット会社にも同様に通知します。

 

記載例は国民生活センターなどのHPを検索してみると見つかります。国民生活センターでは相談にものってくれるので、(各県に相談センターや窓口があります)クーリングオフ制度を利用するときは相談してみましょう。

 

期限までに手続きをしないといけないので、迅速な行動が必要です。知っておくと安心ですね。